サーバー更新時のあれこれ

不要な土地の削除

1.15.2から1.16.1に更新した際の備考録です。
バージョン1.16はネザーに新しい要素が来るアップデートでした。
あたらしい地形が追加されるのであれば、一度通過しただけで使われなかった土地や打ち捨てられた古い地形は削除して、新しいバージョンの土地を再生成させた方がユーザーが早い段階で新要素に出会えますし、マップを間延びさせずにすみます。
そのためにマップから不要なチャンク(Minecraft上の地形の単位)を削除します。

削除の方法

MCA Selectorのダウンロード

今回はMCA Selectorを使いました。

MCA SelectorはMinecraftのマップデータを読み込んで地形の編集ができるソフトです。
さっそくやっていきましょう。

まずはGitHubからMCA Selectorをダウンロードします。

MCA Selectorの起動

ダウンロードが無事できたら起動します。java版のMinecraftを起動できる環境であれば問題なく起動できることと思います。

メニューにあるFileからマップデータを開きます。ワールドデータの中にregionというフォルダ(ディレクトリ)がありますので、選択すると画像のようなマップが表示されます。上の画像は地上マップですね。無事に表示されたらチャンクデータを編集することができるようになっています。
データを直接いじるからでしょうか、編集すると逐一変更されやり直すことができません。ですから可能ならデータのバックアップをとることをおすすめします。やりすぎてしまっても修復ができません。
MCA Selectorはデータ削除の他にコピーや移動もできますが今回は使いません。削除だけつかっていきます。
ネザーのマップデータは(world名)_netherフォルダ(ディレクトリ)内に格納されています。地上マップと同様にやっていきましょう。それでは開きます。

真ん中の白いのはなんだ。
作業の最後までアレが何だったのかはわかりませんでしたが今は不要データの削除です。
誰かが探索で通っただけの場所やマップ端などを切り飛ばしていきます。
ネザーのマップは地上と比較して地形の把握が難しく、目印に特徴的な人工物でもないと本来削除するはずでなかったところまで削除してしまうことがあります。
無事に削除できたらMCA Selectorを終了します。

サーバーの再起動


Minecraftのサーバーを再起動します。通常通りログインできれば成功です。念の為ネザーにいってみましょう。
時間があればちゃんと新しい土地が生成されているか確認するのも良いと思います。